小学校の英語の先生に感想をいただきました
5月20日に、豊中市市民公益活動で色鉛筆ワークショップを行いました。
お孫さんにのために、ギフトブックを作る方。
男の子と女の子に絵本を描かせるお母さん。
英語の先生も参加。
「図工」に近いワークショップで、これまで、プロのデザイナーの方が参加されたことはあるけれども、英語の先生が参加されたのは初めてです。
ミニ絵本には「先に絵本に組み立ててから絵を描く方法」と「先に絵を描いて後から組み立てる方法」があります。
英語の先生は、黒い絵本台紙に大胆にな色使い。色鉛筆を指でぼかしたダイナミックな作品を作りました。
これを折って本にすると、こんな感じになります。
タイトルは5月にちなんで「MAY」。
「緑色のやわらかい色鉛筆を重ねて、春の命の芽吹き、新緑のみずみずしさを表現してみました。指でぼかすのは楽しいですね。抗菌のウェットティッシュや、定着材も揃っていて助かります」
3ページ目と4ページ目
5ページ目と6ページ目です。
最後に氏名欄がついた裏表紙。
世界で1冊だけの本が完成。感想のコメントをいただきました。
「ここへ来たものの、最初は何を描くか、イメージがつかめなかったんです。でも、先生がいろいろヒントをくださったり、わいてきたイメージにあった芯のやわらかい色鉛筆を選んでくださったり。本当に楽しい時間を過ごすことができました」
「何を描けばいいのか迷っている子に、テンプレートや簡単なイラストの描き方の本を進めて、背中を押して。子どもたちも楽しそうでしたし、ギフトブックを作っている方には、「もう少し色を入れると華やかになりますよ」と、押しつけがましくなくアドバイスされてましたし。とにかく参加者の個性を大切にされていますね」
「私は学校で指導している立場上、どうしても「評価」しなければいけません。どの子もいい子だから、本当は全員に「5」をあげたい。でも、教師には、それができないんですよ。ここでは、来る人の好みや習熟度に合わせて、さりげなくよりそって、よいところを引き出しているんですね。全員が「5」。誰もが、他の人の目を気にすることもなく、その個性を自由に発揮できる。そんな貴重な場づくりができています。テンプレートや色鉛筆の数が多いのも楽しいけれども、その自由で穏やかな空気が一番の魅力だと感じました。私もここに来るまで、自分がこんな作品を描くとは思ってもいませんでした。自分の知らない自分の一部が顔を出したようで、とても驚いています。色鉛筆の発色もよく、描いている最中、とても癒されました。今日はステキな時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました」
すごくうれしかったです。
これからも、がんばって活動を続けていきます。