京都の絵本作りワークショップ 2

てんてんとする、物語

物語の主人公「てんてん」

京都・堀川ACLabで行われている絵本作りワークショップ「てんてんとするものがたり」。

6人のクリエイターが共同で1冊の絵本を作るイベントです。

プロットの立て方からデザイン、印刷の色指定、製本まで、絵本作りに必要なことを一通り学んで、できあがった絵本は3月21日のイベントで朗読され、即売されます。

私は自分用以外に、いつもミニ絵本作りワークショップでお世話になっている豊中市立熊野田小学校、豊中市立岡町図書館、国立国会図書館に寄贈するつもりなので、ちゃんとした物語を作りたいと考えています。

今回の宿題…プロット作り

このワークショップは、6人のクリエイターがそれぞれ見開きページを担当して、一つの物語を作ります。

1月13日には、大きな紙に、箒とバケツに入れた絵の具で描いたイラストが、主人公「てんてん」。

基礎的な物語設定は与えられているので、四つ切の画用紙1枚に「プロットを書く」のが今回の宿題。

大阪の「極楽とんぼ一座」の脚本「上方平次捕物控」を書いたことがありますが、元が小説書きだったので、面白い物語は作れても「脚本のセオリー」については、あまり詳しく知りません。

特に要素を枝分かれさせていく、進化の樹形図みたいな図を描くのが面倒くさい。
自分が脚本を書く時は、要件を思いつくままに箇条書きして、それをバラバラに切り取って、紙に貼ってました。

ちょっと難しいか…と思ったら、講師の「たみおさん」から、1冊の本を勧められました。

スクリプトドクターの脚本教室・初級編 (三宅隆太著 新書館)

これで、なんとか宿題を提出できそうです。

「増刷できればベスト」と言われている水準まで、ほかのクリエイターの足を引っ張らないように、がんばりたいと思います。