1000色の色鉛筆を使ったミニ絵本作りワークショップ
せっかく「本」を作っても、それを読む人がいなければ、何の意味もありません。そこで、作った本を読む次の世代、子どもたちに本を読む、文章を書く、絵を描く楽しさを知ってもらいたい。いずれ、その中から本を作れる人が現れてほしい……そう願って豊中市市民公益活動団体「ほくせつそうしょ」を立ち上げました
豊中市とイオングループのご支援
1000色の色鉛筆を使ったミニ絵本作りワークショップ絵本ワークショップは、豊中市内の小学校や公民館などの公共施設を中心に、参加費100円でミニ絵本作りを楽しんでいただいています。
イオングループ「幸せの黄色いレシートキャンペーン」の支援団体に選ばれました。
毎月11日、レジ付近に黄色いボックスが設置されます。
そこに入れられた不要レシートの金額の1%が、子どもたちの使う色鉛筆や消しゴムとして寄贈されています。
きっかけは豊中市産業振興課の要望
平成26年11月、豊中市立千里公民館で行なわれた「とよなか産業フェア」の説明会で、豊中市産業振興課の担当者から「豊中の子どもたちに何かイベントを考えてください」と言われたこと
日本古来の「和本」の技法を子どもたちに楽しんでもらおう。
当日、絵本ワークショップは、大勢の親子連れでにぎわいました。
豊中市コミュニティ政策課のご協力で広報活動
平成27年4月から、豊中市コミュニティ政策課のご協力で、豊中市市民活動情報サロン「豊中市共催事業」として「みんなで作ろうミニ絵本」がスタートしました。
色鉛筆があれば、どこでもいつでも絵本が描けるオリジナル絵本キット「オリエンス」を使います
参加費は100円。
300色の色鉛筆を自由に使って好きな絵を描いて、そのまま絵本をお持ち帰りください。
そんなルールができました
【オリエンスについて】
Oriens(オリエンス)とは、ラテン語の「太陽や月などが昇る」という意味。
英語の「オリエント(東方)」の語源とされています。
子どもたちの未来が明るいものになりますように。
Oriensは「学用品」として、2015年度グッドデザイン賞一次選考を通過、東京の対話型審査で「もうすこし工夫すれば、もっと子どもたちを喜ばせることができるのでは」と宿題を出されているもの。
グッドデザイン賞は、地域の学習への取り組みも受賞対象にしているので、いつか再挑戦してみたいです。
豊中市生涯学習課 とよなか地域子ども教室にて
2017年4月から、豊中市生涯学習課が管轄する「とよなか地域こども教室」で活動できることになりました。
豊中市内の小学校で、放課後の空き教室を活用した学習活動です。
2か月に一度、とよなか地域子ども教室「くまっ子遊び広場」の放課後子どもクラブでミニ絵本作りワークショップを開催。
毎回50人近くの子どもが、1000色に増えた色鉛筆で自由に絵本を描いて楽しんでいます。
「とよなか地域子ども教室」開催実績: 豊中市立熊野田小学校 豊中市立豊島北小学校 豊中市立千成小学校 豊中市立中豊島小学校コミュニティプラザ
豊中市公民館登録講師に
2017年12月、ミニ絵本作りワークショップの豊中市公民館登録講師になりました。
公民館のワークショップでは高齢者の参加者が多いので、文部科学省後援 色彩検定UC(ユニバーサルデザイン・カラー)級を取得しました。
子どもと高齢者では「色の見え方」が違うためです。
どんな年齢層の方にも色鉛筆を楽しんでいただけます。
【ほくせつそうしょのアーカイブ活動】
「出版した本が押入れに100冊以上ある」
北摂では、よく聞く話です
最近は商業出版社も「書店流通・初版3000部のうち、著者が500部買い取り」を出版条件にすることが多く、大量の自著を抱えて困っている方も増えました
このような本の中には貴重な専門書も多いので、図書館司書資格を持つ者として心が痛みます
そこで、豊中市公益活動市民団体「ほくせつそうしょ」は、すでに本を出されている方へ「せめて1冊だけ図書館へご寄贈ください」と呼びかけています
開催の流れ

ミニ絵本作りワークショップ 開催の流れ ここでは、1000色の色鉛筆を使ったミニ絵本作りワークショップの、開催について、ご連絡から打ち合わせや開催当日に行うこと、必要にな...
詳しくはこちらはじめてのミニ絵本作りワークショップ Q&A

Q&A(学校編) 豊中市市民公益活動団体「ほくせつそうしょ」は、豊中市の小学校の放課後や休日に行われる「とよなか地域こども教室」で、1000色の色鉛筆とオリジナル...
詳しくはこちらはじめての絵本ワークショップQ&A(公民館編)

公民館・公民分館で絵本ワークショップを開かれる方のためのQ&A 1.どの程度時間がかかりますか? 1時間半でワークショップを行います。 机と椅子があれば、色鉛筆や製図道具、4...
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