大人のミニ絵本作りワークショップ(豊島西公民分館2)

豊島西公民分館主催「秋の公民分館講座」の2回目が開催されました

視察に来た豊中市中央公民館の方に撮影していただきました

10月4日、利倉センターで2回目のミニ絵本作りワークショップが開催されました。

金曜日の午前中ということもあって、参加者は全員大人。
医学的にみても、大人に好まれる色鉛筆と子どもに好まれる色鉛筆は違います。

前回は繊細な表現に適した色鉛筆を選びましたが、今回は水彩色鉛筆で。
水彩色鉛筆の性質を生かすため、画材専門店でしか手に入らない道具を用意しました。

企業を定年退職された方、絵画教室に通っている方、彫刻やデザインなど「描くこと」を仕事にされている方など、参加者は絵のレベルが高く、今後の運営に役に立つご意見をたくさんいただきました。

見本がないと描けない方のために描きやすい資料も用意しています

実は昨年、中豊島公民分館で開かれた地域こども教室で、「もっと、それぞれの色鉛筆の特性を生かしたワークショップができないでしょうか?」「大人向けのワークショップは可能でしょうか?」と担当の方にご意見をいただいています。

水彩色鉛筆は、水でのばすことによって多彩な表現ができるのですが、

「2時間のワークショップでは紙が乾かず持ち帰れない」
「水彩で描くためには紙を厚くしなければならないけれども、厚すぎると紙を折ってミニ絵本が作れない」

という弱点があり、ずっと課題になっていたのです。

今回、彫刻やデザインのお仕事をされている方のアドバイスのおかげで、パステル色鉛筆や、水彩色鉛筆の利点を生かしてミニ絵本を作ることができました。

彫刻のお仕事をされている方の作品

最終日の10月4日には豊中市教育委員会中央公民館の担当者の方が視察に来られました。

盛り上がっているワークショップの様子を見て「これこそ生涯学習。私たちの理想です」と大変喜ばれました。

光栄です。

デザインのお仕事をされている方の作品

9月27日、10月4日と2日間に渡って開かれたミニ絵本作りワークショップで

多数の方にご参加いただき、本当にありがとうございました。

この「秋の講座」で作られたミニ絵本は、来年の春に開かれる「豊島西公民分館の春の学習発表会」で作品展示される予定です。