ケルズの書

「もう少し色鉛筆の絵のサンプルを」と、熊野田小学校の方からご要望をいただいたので、「ケルズの書」の鳥をモチーフに黒い紙に描いてみました。

世界で最も美しい本とも呼ばれるケルズの書(The Book of Kells)は、8世紀にスコットランドのアイオナ修道院・アイルランドのケルズ修道院で制作された聖書の手写本。
「ダロウの書」、「リンディスファーンの福音書」とともに三大ケルト装飾写本のひとつとされ、アイルランドの国宝になっています。

印刷のない時代に、これほど精巧なものが手で写されたというところが、すばらしいと思います。

イラストは、途中でオリジナルとは全然違うものになってしまいましたが、そこが手で描く面白さかもしれません。