『東京の赤坂通りに、「きいのくに坂」という坂があります。それは、「紀伊の国の坂」という意味です。なぜそのようによばれているのか、私にはわかりません。』

『むじな』という話の冒頭です。

作品は『怪談』。
作者は小泉八雲、ラフカディオ・ハーンの名で知られている英米文学者。
日本人よりも日本人らしい人でした。

『怪談』は『耳なし芳一』や『雪女』などが有名で、原文は『KWAIDAN』。
英語で書かれているため、多くの日本人が翻訳しています。

Akasaka street of Tokyo, there is a slope called “kiinokunizaka”.
That means “the slope of the country of Kii”.
Why are called to such, I do not know.

へたくそですが、原文に近づけるために私が英訳してみました。

このわかりやすく引き込まれる文章の原文が、明治の外国人が書いたものと知った時、私は非常に驚きました。

……せめて小泉八雲の3分の1程度の才能があればなあ。

そう思いながら、これまで文章を書いてきました。

……せめて小泉八雲の3分の1程度の才能があればなあ。

これからも、そう思いながら文章を書いていくでしょう。

小学校高学年向けの『怪談』(小泉八雲著 山本和夫訳 ポプラ社)は、ルビがふってあるのでおすすめです。

 

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